こんにちは!東京都三鷹市にある整体院×パーソナルジム「SeTra(セトラ)」です。
今日は有酸素運動の効果(血管系疾患予防)についてお話ししたいと思います。
目次
有酸素運動の効果
ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動は脂肪を燃焼し、肥満を予防・改善させるだけでなく血管系疾患(心筋梗塞や脳卒中)の予防に効果的です。
血管系疾患の要因となるのが動脈硬化。そのメカニズムをお話しします。
動脈硬化とは
血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は、血管の壁に入り込みます。
これを排除しようと、白血球の一種マクロファージが血管の中に入り込み、悪玉コレステロールを食べた後に死んでしまいます。
その残骸や残ったコレステロールが、プラークと呼ばれるコブのようなかたまりを作ります。
このプラークが徐々に厚くなると、血管の内腔が狭くなり、心臓の冠動脈に生じれば狭心症を発症することになります。
やがてプラークが破裂すると、ここに血小板が凝集して血栓がつくられ、急性心筋梗塞や不安定狭心症となるのです。
これら血管の硬化や血管内皮細胞の障害が血管系疾患の主な要因です。
その予防・改善のための運動で効果的なのが有酸素運動です。
有酸素運動をすることで血管の内皮機能を亢進・改善させ動脈硬化に対して有益な効果をもたらします。
また、有酸素運動をすることで血管の拡張・血圧の低下が起こるので高血圧の予防・改善にも効果的です。
最後に
弾力のある、元気な血管を保つために、1日30分~週3日以上の有酸素運動をお勧めします。